醸造を始めるキッカケ

2020年11月に醸造所がオープン。現在1年とちょっとが経過しました。コロナ禍で社会情勢、生活様式が変化している中で目まぐるしい一年でした。
色々な意味で難しい中でのオープン、そして一年経過。

暗い話題が多い中、意外にもクラフトビール新規開業は明るいニュースとして各方面の媒体で取り上げていただけました。感謝です。

コロナが流行する以前から動き出していたクラフトビール事業。まさかここまで、コロナによって時代が急速に変化するとは予測できませんでした。

月岡ブルワリーをオープンする時期についても相当悩みました。コロナが明けてからオープンするか?このまま予定通りオープンするのかなど。当初は2020年夏にオープン予定でしたが、醸造設備が海外製のもので、予定より到着が遅くなり、なんとかなんとか2020年内にオープンに漕ぎ着けたというのが本音です。

前置きが長くなりましたが、そもそもなぜクラフトビール醸造を始めたの?とよく聞かれることがあります。
これにはさまざまな理由がありまして。

クラフトビール事業開始のきっかけ

まずクラフトビール事業を始めようとしたきっかけは、地元新発田市で開催されたイベントに家業の酒店として参加していた事がきっかけでした。そこで、湘南ビールさんのビールを仕入れ販売したところ即完売。ここまでクラフトビールは売れるのかという驚き、そしてお客さんの反応は新発田市もクラフトビール造っているんですねという反応。お客さんの嬉しい誤解ですが、しっかり仕入れて売っているとお伝えしました。

出会い

そのイベント実行委員の中の一人(クラフトビール事業の支配人)と出会い、話し合っていく中でクラフトビール事業イケるんじゃない?!という流れになり、それぞれお互いクラフトビールについて調べてみることに。

私もちょうどその当時、家業の酒店にオリジナルアイテムを探して動いていて、時期も重なり、これはちょうど良い!酒店オリジナルクラフトビールができる!という安易な考えがキッカケになりました。

今振り返ると、事業を始めるキッカケは安易だったかも知れませが、これから起こりうる数々の問題、実際に事業を開始するまでの、実行する推進力・若さ・人材・資金面・決断力・酒類製造免許などなど、さまざまな壁にぶち当たり、今までに身につけてきた力を試される機会が多々ありました。それについては、また次回書いていこうと思います。

バレンタイン限定醸造販売!

話は変わりますが、明日2月4日は限定バレンタインビール発売日!!足元が悪い中ではございますが、みなさまのご来店をお待ちしています。

● 限定醸造ルビーチョコ&コーヒーが買えるお店

月岡ブルワリーも2月4日店頭発売開始です。
ご予約された方は予約時に入力した月岡ブルワリーもしくは寺町たまり駅での購入になります。

● お知らせ

品薄が続いていた種類も醸造ができあがり、全種類販売しています!限定醸造の2種類と共に、通常販売の4種類も飲んでいただけると嬉しいです。