ジャパングレートビアアワード2025に審査員として参加して

さて、3月も終盤に差し掛かり春と花粉を感じる季節がまた到来、、、やってきましたね。

花粉症の皆さんには辛い時期ですが、私も毎年「もっと早く病院に行っておけばよかった…」と後悔しています。今年は特に花粉が多いそうなので、何とか乗り切りましょう!花粉症ではない方が羨ましいです(笑)。

ジャパングレートビアアワード2025 結果発表!

今回もジャパングレートビアアワード(以下、JGBA)に挑戦してきました!今年で5回目の出品となるJGBA。昨年は念願の金賞を受賞し、今年も連覇を狙っていましたが、結果は…

  • 月岡ハードサイダー(フルーツビール部門)…銀賞🏅
  • 月と海(コンテンポラリー部門)…銅賞🏅

今年も見事に受賞することができました!残念ながら金賞には届きませんでしたが、個人的には大満足です。というのも、昨年から実弟が醸造に加わり、最近はほぼ彼が中心となって醸造を担当しています。醸造を任せてまだ1年も経たないうちに受賞できたことは、しっかりと技術が受け継がれている証拠だと感じています。

もちろん、審査のためにビールを造っているわけではありませんが、毎年受賞を重ねることは、品質を維持できている証にもなるので嬉しいですね。これからも高品質なビールを届けられるよう、努力していきますので、引き続きよろしくお願いします!

ジャパングレートビアアワード2025審査員として参加

今年のJGBAには審査員としても参加しました。審査員数は114名、出品されたビールは808銘柄。私は今回で2回目の審査員ですが、初年度と比べて落ち着いて審査に臨めました。

個人的な印象ですが、今年のJGBAは金賞が出にくかった気がします。審査基準も例年以上に厳しく、私の感覚では「これは金賞級だな」と思ったものが銀や銅にとどまることもありました。試しに金賞受賞率を計算してみたところ、約8%でした。実は去年のほうが厳しかったんですね…。

私自身が醸造をしていることもあり、審査をしながらもブルワーの気持ちが分かるので、つい甘めに評価してしまいそうになります(笑)。ただ、毎年出品されるビールや審査員のレベルは確実に上がっていると感じます。

一方で、昔ながらのビアスタイルが評価されにくい傾向があるのは少し残念です。例えば、サワー系のような新しいビアスタイルは比較的評価されやすい印象があります。個人的にはアンバーエールやイングリッシュスタイルのビールが好きなので、そうしたスタイルにももっとスポットライトが当たってほしいですね。

来年もぜひ審査員として参加したいと思っています。その際には、今回感じた課題点を審査員の視点からしっかり伝えられるよう努めたいです。

おわりに

今回はJGBA2025について書かせてもらいました。実は今回、初めてスマートフォンでブログを書いてみました。パソコンの調子が悪かったのですが、意外とこっちのほうが書きやすいかも?なんて新たな発見もありました(笑)。毎日が学びですね!

出会いと別れ、そして花粉の季節ですが、皆さんも充実した日々をお過ごしください。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!