ビアコンテスト審査結果と審査員チャレンジ

3月に入り、春の訪れを今か今かと待ち遠しく感じる今日この頃、花粉の季節も到来し、私にとっては辛い試練の時期でもあります。そろそろ、病院に行って薬をもらわなければ・・・。

そんな春は、出会いと別れの季節でもありますね。今までの環境に別れを告げ、入学や就職へと進む。淋しさとワクワクが織り交ざる、なんとも言えない気持ちになる季節です。新しい門出を迎える皆さんに、私たちからも暖かいエールを送りたいと思います。

ジャパン・グレートビア・アワード2024 審査員体験

今年は、月岡ブルワリーにとって大きな一歩となりました。月岡ブルワリーをオープンして以来、初めてビアコンテストの審査員を務めさせていただきました。2月24日・25日の二日間、横浜で開催された審査会では、朝から晩まで様々なビールを評価しました。

ジャッジメントをする側は、肌感覚ですが、ブルワー(クラフトビール醸造士)が3割、有資格者が7割程度。6〜7名のテーブルが20箇所程あり、ビアスタイル毎に審査を行います。

皆さんがそれぞれ出品ビールに向き合い、テイスティングやビアスタイルガイドラインに沿っているか、グループディスカッションをして真剣に審査を行います。もっと和やかな感じかと想像していたのですが、かなり緊迫感のある現場でした。

金賞は出品全体の6〜7%で、ビアガイドラインに完全合致している&テイスティングも満点で、グループディスカッションでも非の打ち所がないビールでないと、まず獲得できないというレベルの高さに驚愕しました。

私も今回のグレートビア2024に出品していたのですが、そのビアスタイルに関しては私自身審査できないよう設けてくれています。ですので、自分がチャレンジしたことのないビアスタイルもたくさん経験できたのが、何よりも良い体験となりました。来年もタイミングが合えば是非、審査員にチャレンジしたいと思っております。尊敬する先輩ブルワーさんたちと審査後に交流できたのは何よりもの経験でした!!!ありがとうございました!!!

ジャパン・グレートビア・アワード2024結果発表

今年度の目標の一つ、ビアコンテストで金賞を獲得すること!

審査員も経験させてもらい、金賞の壁は予想より遥かに高いことを理解したので、半ば少し諦め気味で発表を待っていました。その結果は・・・

  • 銅賞:新発田ボタニカルヒノキ(ビアスタイル:木片・木樽熟成アンバービール)
  • 銀賞:月と海(ビアスタイル:フルーツビール)
  • 銀賞:月岡シトラスサワー(ビアスタイル:アメリカンスタイルサワー)
  • 金賞:月岡ヴァイツェンナチュラル(ビアスタイル:南ドイツスタイルへーフェヴァイツェン)

4品出品して全てが入賞し、念願の金賞を獲得することができました!月岡ブルワリーで醸造を開始して3年ちょっと。醸造開始してから、ずっと目指していた金賞がこの度受賞できて嬉しい限りです!今後は胸を張ってビール造りに励んでいきたいと思います。これも全て、ご愛飲してくれる皆様がいてくれたこと、醸造回数を重ねることができ、技術を高めていくことができたからです。本当にありがとうございました!!

今年の目標である、審査員を経験する・金賞を獲得することを3月で早くも達成することができました!まだまだ目指していることがありますが、現実的になりましたらお伝えしたいと思います。今回は良い報告ができて本当に嬉しいです!皆さん、ありがとうございましたーーー!忘れてましたが、銀賞受賞の月岡シトラスサワーは3月22日から販売となります!